震災の日から約4ヶ月、何となく最近、被災地の人たちと、自分とのズレというか気持ちの差みたいなものを感じてならない。
先日ラジオで聴いた話、被災地の男性が瓦礫の撤去などの仕事を紹介するボランティアをしていて、休日には毎週東京に来ているという。
東京で募金活動をして、いただいたお金は被災地の人へ職を紹介し日当に当てているという。瓦礫の撤去日当3000円。
ある時東京への募金活動に中学生も一緒に連れて来た時に、その時中学生が泣き出したという。その理由は、あまりに東京が華やかで普段どおりだったからだと言う。
募金活動への嬉しさからの涙もあったのだが、複雑な心境だと思う。
また、話は変わって、東京や関東の人が名古屋に来ると、節電などがされておらず、都内との差を感じるという。
自分たちはこんな、被災地→東京→名古屋というなんだか2段階くらいの意識レベルの差があるのではないかとラジオでも言っていた。
風化はしないものの、TVなどでの報道がだんだん少なくなるにつれ情報も少なくなり、どこかの国で起きているような1ニュースとして錯覚しているのではないだろうか。
そんな時、意識して現地のニュースや状況をネットで探したりする。